乾燥肌や脂性肌、混合肌など肌質の違いにより肌の悩みやケアの方法も違ってきます。自分の肌質を把握して正しいスキンケアを行うことで、コンプレックスだった肌質を改善し、より美しい素肌を手に入れることが可能です。くみこクリニックでは「美肌のプロフェッショナル」がそれぞれのスペシャリティを活かしながら、肌質改善のお手伝いをしております。また、アレルギー専門医、皮膚科専門医が常勤していますので、まずはお気軽にご相談ください。
肌タイプ
乾燥肌
肌の皮脂量・水分量ともに不足して、ツヤがなくキメが乱れている状態です。肌のバリア機能が低下しているため、肌荒れや炎症を起こしやすい肌質と言えます。また、外気が乾燥する秋から冬〜春先にかけて、紫外線が強くなる春から夏に乾燥を強く感じる方や、年齢を重ねるごとに乾燥が増す老人性乾皮症である場合もあります。
脂性肌
皮脂分泌が多い肌。Tゾーンにテカリが出たり、吹き出物やにきびが出来やすい肌質と言われています。また、脂浮きのためメイクが崩れやすいなどで悩むのがこの脂性肌の方です。毛穴が開きやすいため、毛穴が目立ちやすく、肌のテクスチャーが硬くごわついた印象を与えてしまう場合もあります。
混合肌
日本人にとても多いと言われているのがこの混合肌です。口元や目の周りはカサついているのに、額や鼻はべたつくなど、肌の部分によって肌質が違うのが特徴です。ホルモンバランスの影響を受けやすいため、生理の前のみ混合肌になるというケースもあります。紫外線やエアコンなどの外的な要因から引き起こされることもあると言われています。
肌の皮脂量、水分量が低下することで、肌の乾燥が引き起こされます。肌のバリア機能が低下するため、肌が乾燥すると肌荒れやかゆみを誘発することが少なくありません。乾燥した肌を改善するには肌のターンオーバーを促進することが重要です。
肌の一番表面にある部分を表皮と呼びます。この表皮は大変薄い膜ですが、基底層・有棘層・顆粒層・角質層の4層構造になっていて、一番下の基底層で作られた新しい細胞が、20代で28日、40代で55日を目安として一番上の角質層に到達します。この循環をターンオーバーと呼びますが、様々な要因により鈍くなったターンオーバーを蘇らせるために、適切なケアが必要となります。
肌荒れ
肌の乾燥やアトピーなどの体質の影響で肌が敏感な状態になっていると、わずかな刺激でも赤みやかゆみが出てしまいます。バリア機能が弱いため、花粉やハウスダスト、ダニ等の抗体が高い方が多い傾向にあります。また、口回りの湿疹があるとそこからアレルギー物質が侵入し、抗体を作って食物アレルギーに繋がるという研究もあります。
花粉症の時期に、鼻水やくしゃみだけでなく、皮膚のかゆみを訴える方が多くおられ、花粉性皮膚炎を引き起こすこともあります。肌荒れをしているからといって、ノーメイク、日焼け止めを塗らずに紫外線にさらされると、色素沈着を起こします。
注意点: 外出時には、マスク、日焼け止め、ファンデーションを塗る。アレルギー治療を早くから行う。